川村優理　学芸員　エッセイスト　童話作家

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平成26年、ＮＰＯ法人うちのの館で行われた展示のポスター集

手描き染色友禅染（北岸香津代教室）展示会 <　展示期間　>　平成２６年１１月２０日～１１月２４日

手描き染色友禅染（北岸香津代教室）展示会
11月22日（土）23日（日）ソプラノ歌手高田吉子コンサートもあります。（入館料のみ）

「聖徳太子伝」展 <　展示期間　>　平成２６年１０月１日～１２月２０日

348年前に描かれた聖徳太子像・「聖徳太子伝」全10巻　寛文6（1666）年・を展示しています。

「天神さまとうそ鳥」展 <　展示期間　>　平成２６年１０月１日～１２月２０日

古来より天神さまゆかりの鳥と言われている「うそ（鷽）」は幸運を招く鳥と言われ､毎年新しいうそ鳥に替えるとこれまでの悪い事が「うそ」になり幸運を得ることができると信仰されています。
初天神の１月25日、天神さま（菅原道真公）を祀る神社には多くの人が集まり「うそ」を「替えましょう」「替えましょう」と呼びかけて、手から手へ、木彫りの「うそ」の人形を取り替えてゆき、凶事をうそにして幸運に替えようと願う「うそ替え神事」が江戸時代から伝えられています。
藤岡家所蔵の天神像と、玉骨が蒐集した郷土玩具から、天神さまとうそ鳥など菅原道真をめぐる資料を展示します。

「萬朝報」展 <　展示期間　>　平成２６年１０月１日～１２月２０日

明治時代の広告日刊新聞「萬朝報よろずちょうほう」広告欄など

「櫻井思案坊」展 <　展示期間　>　平成２６年７月１日～９月３０日

大正時代から昭和にかけ五條市で活躍した川柳作家、櫻井思案坊の作品とその交流の足跡を巡り往時の川柳文化を振り返ります。
思案坊が営んだ櫻井誠文堂書店は江戸時代には薬商福泉堂であり藤岡家には櫻井磯衛門の名の薬看板が残されています。

「松下光宏のミニチュアストリート」展 <　展示期間　>　平成２６年７月１日～９月３０日

松下光宏氏が写真を元に厚紙で製作した建物を母屋で展示します。

武者人形と武者のぼり展示 <　展示期間　>　平成２６年６月４日まで

藤岡家住宅の武者人形は神功皇后と武内宿禰、加藤清正らの人形です。いずれも江戸時代の作で、およそ60cmの高さです。
武内宿禰が抱いている赤ん坊は、神功皇后が戦いの帰りに筑紫で産んだという後の応神天皇です。
武者のぼりは約9mの長さに「平家物語」より『義経弓流しの場』を描いています。
近くの近内御霊神社には天保１０年（1839）藤岡長兵衛が奉納した『義経弓流しの場』の絵馬がありますが、武者のぼりと作者はおそらく同じであろうと思われます。
ほかに江戸時代の画家渡辺鶴修が加藤清正と豊臣秀吉を描いた武者のぼりや、豪華な金細工のほどこされた冑台、木製の鍾馗像なども残されています。
近代の作家では北野恒富（明治１３年-昭和２２年）の描いた「桃太郎」、菅楯彦（明治１１年-昭和３８年）が菖蒲の節句の風俗を描いた「随陽清風」を展示しています。

夏の展示・Ⅱ 　「藩札と松坂羽書」展 <　展示期間　>　平成２６年４月１日～６月２９日

江戸時代には、金属貨幣である金貨・銀貨・銭貨とは別に「藩札」と称される紙幣が流通していました。特に銀遣い経済地域である西国の諸大名を中心として、多くの藩が藩札を発行しています

夏の展示　「はがき」展 <　展示期間　>　平成２６年４月１日～６月２９日

新しい都知事が決まり、６年後には東京オリンピックがあります。関東大震災で壊滅した後、東京は目覚ましい復興をとげました。NHKの「ごちそうさん」では復興節を街の人々が歌っていました。「エーゾ　エーゾ」その時代様子を伝える昭和５年の絵葉書など、藤岡家をめぐる１２０枚のはがきを展示します。